第4章・バイトの面接!?


三社目、職安の中では一番光っていた会社だった。


家から電車で20分ほどよく近くて給与・保険ともに一番充実していた。(あくまでも書面上の話しだがw)


今までに味わった事の無い世界に緊張してるんだろうか?


ここでもドキドキだった。今までの戦歴は1社目はOrz。。。2社目は微妙。。。


今までの人生、俺は面接に落ちる事が一度もなかった。(一回だけあまりにも無礼な態度にムカついて途中で帰った事もある)


○○駅から徒歩5分の普通の雑居ビルのワンフロアに付いた。面接を受ける3社目の会社だ。


またもや、気だるそうなやる気の無いネーちゃんに対応され面接を待った。


雰囲気は悪くはない。程よく日当たりも良いし二束三文とは思うが海の絵なんかが飾ってる。中小企業の湿っぽい雰囲気はなかった。


しばらくしてポロシャツを着たチョイ悪親父が現れた。デカイ!ほんとに今度はタッパがある親父だ(゜ロ゜)!


今までの通り一遍堂な丁寧な面接じゃ無かった。


履歴書に軽く目を通して、まるで息子の友人に接するフランキーな様子でチョイ悪親父は色々質問をしてきた。


    親父「ふぅーん( ̄− ̄) サービス業か、店長って書いてるけど具体的に何

    俺「従業員の管理、お客さんの管理、店の売り上げの管理が主な仕事です。店を自分で立ち上げたりもしてました。」

    親父「売り上げ、コスト、収益は

    俺「売り上げ一ヶ月で○○○万円、人件費がその1/3、。。。。。」


あまり覚えてないが具体的に店のシステムに聞かれた気がする。


ハッタリなぞ効かす必要も無く、スムーズに質問にも答える事ができた。


履歴書に制御って書いていてもソフトの質問は皆無。


さすがチョイ悪親父、俺が仕事ばっかりして大学で勉強を全くやってない事が判るんだろう


大学で勉強してれば職安から中小のソフト開発会社の門を叩かない事もよく判ってらっしゃる。


正直思うよ、職安でエンジニアを探してる企業さんってどのレベルのエンジニアがほしいの?



職安で最初からCOOLなエンジニアが来ると思っている?


それとも、やっぱり人月商売の為ですかw?


話はそれたが面接に話を戻そう。


俺は話して10分でこの会社で働くのが判った。


このチョイ悪親父と質疑応答を繰り返す毎に質問の質が上がっていたし、それに対して十二分の返答が出来てたから。


   親父「うん、じゃいつから来る?」

   俺「明日からお願いします。」

   親父「じゃーよろしく、お願いします(* ̄ー ̄)ノ」


まぁどっかの大企業でもないからそこら辺はノリなんだよね。


アルバイトと同じノリでこの就職する事に決まった。


実際はアルバイトと変わらないけどねw






スペック

年齢:20半ば

職業:ソフト開発業

将来の夢?:ソフト開発が出来る事になる

スキル:winXPのインストール、デスクトップにフォルダを作れない、ビット、バイトが判らない