ある、セミナーに言って来た。以下がそのセミナーの特徴

  • 値段→4万
  • 主催者→大手の技術書などを出している出版社
  • 時間→丸一日

で、まぁ結果から言いますと、「ドブに金を捨てる」ようなものでした。


私は、価値ある情報には、お金を払うべきだと思う。


ネットで出てこない様な貴重な情報は、喉から手が出る程欲しい、マーケットでとても重要だからです。
逆に言えばネットの情報は信頼性が低い上に、大量の情報がそこら中に分散してるので、非常に混乱するし、正しい情報かどうかが解らず、マーケットの判断材料としては、価値が低いです。
ネットの情報をマーケットにしてる人は、それなりの経験値と、「嘘を嘘と見抜いて」使えてる人だと思う。


話がそれたが、そのセミナーの内容は、殆どがネットで転がっている、ここ数年の情報であり、私は殆ど知っている情報だった。
また、セミナーの講師の方々がお話してる、独自の考察も、全て何処かで聞いた様な内容で、新鮮さ•見新しさが無く、当たり前の話ばかりであった、もちろん中には、ネットに転がっていない、大手広告会社の集計リサーチデータもあり、ネットでは転がってない情報などもあった。


ただ、セミナーの構成も酷かった、マーケティングから企業戦略からハードの話やら、あるデバイスの話やら、全く関連性が無い構成だった。恐らくハードの人が一番多かったと思うが、その方達は、ハードの話以外、全く意味をなさず、時間の無駄だっただろう。


私は、このセミナーの90%が無駄だった。


話は変わり、私は勉強会や2、3時間のセミナーに一ヶ月に一回ほど、参加している。
この手のセミナーは\3000くらいのモノだが遥かに貴重な情報や、面白いお話を聞ける事が多かった。
これからもちょくちょく出かけて行きたいと思う。


しかし、\10000を超えるセミナーには、二度と行く事は、無いと思う。
私は価値ある情報には金を払うのは当たり前だと思っているが、ネットで転がっている情報に数万円を払う気はない。
こんな、適当な仕事をしてるから出版業界は、危機に立たされているだと思う。


あなた達は価値ある情報を提供するのが仕事ではないのですか?
信頼と権威を持ち、足を使い貴重な情報とコネを持ち、それらをお金にするのが出版社の仕事ではないのでしょうか?
私は今回の事で大きく絶望した。どれが本物の情報かが解らなくなって来たいるからだ。


これからは貴重な情報には、金が入る時代が必ず来る。
これだけジャンク情報過多の時代だ。私は金を出して、良質の情報を効率よく収集したいと思っている。


なんども言うが他社に勝つには、貴重な情報が必要なのだ。
その貴重な情報には金が入るはずなのだ。その基本が覆る事はない。