短いBlogが好きだ

Webを徘徊していると、とてつもなく長いBlogに出会う時がある。そうった文を私は読まない。

とても、難しい語彙を使い、あたかも正論が繰り広げられていそうな感じではあるが、往々にして内容が良い文章とは思えない事が多い。

短く、分かり易い言葉で書いているBlogを好んで読む。


私の経験上、ホッテントリに入るようなBlogの内容は、ほとんどどこかの本で書いてある内容に似ている。

プログラム系Blogで言えば、"変数名の大切さ"なんかだ。

こんな事はある程度のエンジニアからすれば、至極、当然の事であり、「CODE COMPLETE」を代表として、ある程度の中級レベルの本に書いている。

だからと言って、"変数名の大切さ"に関してエントリの価値が無い、等とナンセンスな事は言わない。

実際、私はそのようなエントリを読み、変数名の大切さに改めて気付き、プログラムをする時には、意識的にベストとなる変数名を考えるのである。

そして、私自身も、エントリにまとめて再考し、この様な場を使い発信・記録をする。


だが、長いBlogはその様なメリットが少ないと思ってしまう。

難しく長い文であるからと言って良い文とは限らない、書いてある内容の良し悪しが判らないので読むのに躊躇する。

そして、その様なBlogを読むならば、書評が高い良書を一冊読んだ方が自分の知識のストックとなる。

判り易く完結に纏めるのが良いBlogだと思う。

難しく深堀した内容は本で読む。